明けましておめでとうございます。看護師の野村です。

本年もよろしくお願い致します。

今回は「どのようにしてミスを防ぐのか?」というお話をしたいと思います。

医療に係る仕事で「勘違い」や「混同」といったことは、あってはならない、絶対に避けなければならないものですが、それでも発生を完全にゼロにすることは難しいものです。

後でご紹介しますが、私は最近まで鳥のウグイスとメジロを「混同」しており、利用者さんに教えて貰ったという一幕がありました。

このように知識や経験が追いついていない場合に、「勘違い」や「混同」が発生しやすくなるのですが、では、どのようにすれば防げるのでしょうか?

正しい手順と評価が、勘違いや混同を防ぐ

至極当たり前の話になってしまいますが、私が正しい鳥の見分け方を利用者さんに教えて貰ったように、正しい知識を持った先輩・先達に教えて貰うことがミスを防ぐ1つの方法と言えます。

OJTとして現場で習ったり、あるいはマニュアルとして整備して貰ったり、正しい知識の伝達・習熟の方法はいくつかありますが、この時に重要なのは必ずその「手順」をマスターするということ。

順番のないただの知識として身に付けても現場では活用しにくいですし、順番を間違えてしまっては元も子もありません。

また、正しい「手順」を実行することは効率化にもつながります。

次に「手順」と併せて「評価基準(判断基準)」も正しいものを習得しておく必要があります。

どちらもステーション内はもちろん、連携する医療機関や介護サービスと統一されたもの、バラバラではないものを用いなければ意味がありません。

統一された正しい「評価基準」「手順」を用いて訪問看護を提供することで、ステーション全体の看護サービスの質も上がっていきます。

ちなみに「評価」とは「アセスメント」、「手順」は「プロトコール」と呼び、合わせて「アセスメント・プロトコール」です。

私が所属するインキュベクスでは、訪問看護専用に整備した「アセスメント・プロトコール」があり、その手技の研修も開催しているので安心です。ぜひ、受けていただきたいですね。


※アセスメント研修の一こま

いろいろ教えてくれる利用者さんもいれば多くを語らない方もいる

冒頭で触れた、私自身がウグイスとメジロを「混同」していた話ですが、私がずっとウグイスだと思っていた明るい黄緑色の鳥は、実はメジロだったことを、私が訪問している利用者さんが教えてくれました。

「うぐいすパン」に代表される「うぐいすいろ」は鮮やかな黄緑色ですが、実際のウグイスはもっとくすんだ緑褐色。軍服のオリーブドラブのような色合いです。

私がずっとナンテンだと思っていた赤い小さな実の成る木も、実はセンリョウという木で、「それを突っつきに来る鳥はヒヨドリ、落ちた実を狙って来るのはハト」と、その利用者さんは私が知らないことをいろいろと教えてくれます。

私は間違ったことを子どもに教えていたんだなと、つくづく利用者さんに頭が下がった場面でした。

このように博識でいろいろなことを教えてくださる利用者さんもいらっしゃいますし、自分の体調についてもいろいろ細かく教えてくれる利用者さんもいれば、そうではなく多くを語らない利用者さんもいます。

こうした場面で、相手の語る内容を誘導ではなく正確に引き出す「傾聴」という力も、アセスメントを正しく行うためには必要となる力の一つですね。

未経験の方でも、ご一緒に正しい「アセスメント・プロトコール」を学べるので、安心して訪問看護にチャレンジしてみてください!

インキュベクスが提供するアセスメント研修は、こちらをご覧ください。

https://cares-center.co.jp/training/assessment/